釣りの釣果を伸ばすために求められるスキル。それが潮をきちんと読む力です。魚との駆け引きも当然大事。しかし、釣りは大自然との駆け引きでもあるため、潮との関係性を理解することが、釣果に直結するのです。

海釣りと潮(潮汐)の関係は?

普段はあまり意識をすることはありませんが、月と太陽の引力によって海面の高さは常に変動しており、これを潮汐(ちょうせき)と呼ばれています。この潮汐の変化によって、プランクトンのいる位置が変わるため、魚が回遊する場所や生息する場所が変化するのです。ですから潮の状態によっては、ほとんど魚が釣れないこともありますし、異常に釣れるという事も発生します。以上のことから、釣りを本当に楽しむためには、潮汐についても把握することが重要なのです。

潮の満ち引き「満潮・干潮」とは?

潮汐の動きについては、満潮や干潮という言葉を良く耳にするでしょう。おそらく多くの方は満潮の時間帯では海面が上昇し、干潮の時間帯では海面が低くなるということはご存知でしょう。地球は1日に1回自転しているため、1日に2回干潮と満潮という現象が起きます。月との位置関係が直線状になった場所は、最も引力の影響を受けるようになるため、海面が月の引力によって引き上げられ満潮となります。逆に月との位置関係が、直線でない時が干潮となり、海面が低くなるという事です。しかし満潮と干潮は、常に一定というわけではありません。

大潮・中潮・小潮とは?

潮見表イメージ
潮汐なび(無料)

「潮汐なび」をiPhoneでダウンロード
「潮汐なび」をAndroidでダウンロード

満潮と干潮の潮位差が最も大きいのが大潮と呼ばれ、小潮とは満潮と干潮の潮位差が最も少ないことを指しています。中潮は小潮と大潮の間ということ。大潮が起きるタイミングは、月と太陽と地球が一直線に並ぶ時であり、引力が最も強くなることが理由です。逆に小潮とは、月と太陽の角度が90°の時に両者が引力を打ち消し合うため、潮位差が最も少ない状態になります。では、このような潮位の変化は釣りにどのような影響を与えるのでしょうか?

釣れる潮回りは?もっとも釣れる日は?

最も魚が釣れるのは、潮位の変化が大きいために潮の流れが大きくなる大潮の時期です。単純に「もっとも釣れる日」と言っていいでしょう。しかし潮の流れが激しすぎることもあり、場所によっては潮位差の激しさから逆に水位が下がってしまい危険になることもあるので注意しましょう。

釣りやすい潮回りは?

潮の流れが適度にあり、釣りをしやすいのは中潮の時期です。釣りをしやすく、なおかつ釣果が安定するのが中潮なので、離れしていない場所などでは中潮の日を選ぶのがオススメ。そして最も釣りに向いていないのは小潮の時期であり、魚の活性が極端に落ち、結果として食いつきがとても悪くなります。できるだけ小潮の時期は、釣りに出かけるのを避けましょう。

釣れる時間帯、上げ3分 下げ7分とは?

この言葉は釣りの専門用語であり、潮の満ち引きのタイミングに合わせて魚が釣りやすい時間帯を把握できます。具体的には、干潮になってから潮が3割ほど満ちた段階が上げ3分と呼ばれています。それに対し完全に潮が満ちてから3割ほど潮位が下がった段階が、下げ7分と呼ばれています。この時期が、最も魚が釣れる時間帯と呼ばれています。

簡単に言うと、満潮・干潮から2時間後が爆釣タイム

これを時間で表すと、干潮から3割潮が満ちてくる上げ3分は、干潮から約2時間後です。逆に満潮から潮が3割引く状態になる下げ7分は、満潮から約2時間後となります。つまり釣りをするなら満潮と干潮から2時間が経過した時間がベストということになります。満潮や干潮には釣りを始めておき、2時間後に上げ3分と下げ7分を迎えるのが、最高の釣り方法と言えるでしょう。

潮の読み方は?

魚を釣るためには、潮の流れを読むことが重要です。しっかりと潮の流れを読むことで、はっきりと見えない海中のどこに魚がどこにいるのか、初めて理解できるようになります。例えば、潮と潮がぶつかる場所には、魚の餌も集まっているため、魚も集合してきます。他にも潮の流れが変わる場所にも魚は集まる習性があるので、ここも良いポイントと言われています。明らかに潮の流れがはっきりと見て分かるポイントもあり、ここにも魚はたくさん集まってきているでしょう。さらに陸から沖に向かって潮の流れができているポイントにも、多くの魚が集めると言われています。

潮を読むためのおすすめアプリ

最近のアプリは、潮の流れや潮の満ち引きのタイミングまで教えてくれるので、事前にダウンロードしておくと本当に便利です。一番おすすめなのは、Windyという無料で使えるアプリ。このアプリでは、日本全国、各地の潮の満ち引きや海面の高さが、リアルタイムで変化していきます。また予測も見れますし、潮の流れや日の出や日の入りなどの情報も入ってくるので、この1本あれば潮の情報は十分でしょう。

Windy立ち上げ画像
Windyキャプチャー

iPhoneでWindyを見る人はこちら
AndroidでWindyを見る人はこちら

潮を制して釣果を上げよう!

海釣りで釣果を上げるのであれば、潮の満ち引きや流れを把握することは、絶対に必要になります。釣れにくいポイントや時間帯は、ほとんどの場合が潮の流れと関係しているので、事前に調査しておきましょう。潮を理解しないまま釣りを始めても、決して釣果が上がることはありません。

関連キーワード

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事