「釣った魚と育てた作物で生きたい」という夢を叶えるべく、土地を購入して家を建てることにしました。広くて海から近くて、できるだけお安めな神奈川県内の土地、という条件で探した結果、湘南のお隣”西湘”エリアが有力候補に。そして運命の土地と出会い、建築家との打ち合わせを重ね、ついにプランが決定しました。
何度かの出し戻しがあり、ようやくプランが確定しました。
外観は模型で見るとこんな感じ。色はモルタル素地のグレーです。家の中身のプランも固まったので今回は、これまでの経緯をまとめていきたいと思います。
これまでの要望は、この5つ
- 部屋ごとの仕切りは最小限
- LDKをできる限り広く
- ガレージを家の中に
- 外との境を曖昧に
- 畑をできる庭は確保
結論としては、
- 部屋ごとの仕切りは最小限→クリア
- LDKをできる限り広く→クリア
- ガレージを家の中に→半分クリア?
- 外との境を曖昧に→クリア
- 畑をできる庭は確保→クリア
となりました。
「部屋ごとの仕切りは最小限」これが最重要視した条件。
全体の部屋数は少なくていいから、とにかく仕切りをできるだけ減らしたくて、ただっ広いワンルームみたいにしたかったのです。そしてそのまま庭へと続き「外との境を曖昧に」という条件をクリアしていきます。
ただここで悩んだのが、部屋の仕切りはなるべく減らしたいけどガレージを家の中に作りたい、という矛盾。ガレージっぽさを優先するとなると閉塞感が必要になるし、仕切りをなくしたいとなると閉塞感は出せなくなる。
じゃあ、ガラス窓を多めに使った壁で仕切る?ということも考えてみたのですが、結論としては「家の中にガレージ的なスペースを設ける」ということにしました。
一般的なガレージというと、
- 家の中でもなく、外でもない
- 車が停められる
- 窓がなく閉塞感のある空間
- 土間床
- 趣味や好きなものに囲まれている
- 作業机がある
こんなイメージかと思います。でも、我が家で実現しようとしているガレージ的なスペースはこんな感じ。
- 家の中でもなく、外でもない→完全に家の中
- 車が停められる→車は停められない
- 窓がなく閉塞感のある空間→そのままリビングへとつながる開放的空間
- 土間床→OK
- 趣味や好きなものに囲まれている→OK
- 作業机がある→OK
LDKの一角をガレージ的なスペースにすることに
だから一般的なガレージのイメージとは異なります。でも、僕がガレージで叶えたかった「好きなものに囲まれながら、作業できるスペースがある」という目標を実現できるならそれでOKかなと。釣具のセッティングをしたり、SUPの手入れをしたりね。だから、ガレージとLDKの境はないので、LDKの一角がガレージ的なスペースになるということです。
キッチンは広さ重視で壁付に
次に悩んだのが、キッチンをアイランドにするか、カウンターにするか、壁付にするか。LDKがある程度広いので、最初はアイランドキッチンで提案してもらいました。で、僕もアイランドキッチンでの生活を想像してみたんですよ。テレビ見ながら料理ができて、開放的でいいですよね。でも、LDKのただっ広い雰囲気が、少し狭く感じてしまって。何より優先度の高い広さを重視すると、キッチンは壁付でいいんじゃないか?となりました。
そんなこんなでプランが決定!
決定したプランを模型で見るとこんな感じ。
普通ならこの空間に壁で仕切りを設けて何個かの部屋にする案もあると思います。でも、僕の実現したかったタダっ広いLDKのイメージはまさにこれ。ロフト下の部分も含めたLDK全体は39畳あるそうです。さらに天井も高く、片方は全面窓なので、開放感もありそう。完成が楽しみになりました。
細かい家の素材たちをチョイス
今、細部を決めているところなんですが、ほんとめちゃくちゃ細かく決めるんですね。
- 壁の板のペンキの色味
- キッチンのメーカー、モデル
- 照明器具の種類
- ドアの取っ手
- 洗面所の種類、鏡
- 浴槽やシャワー
- 電気スイッチの種類、位置
- 手すりの種類
- トイレットペーパーホルダー
などなど、決めることが多すぎて驚いています。でも、細かいところは、リアルに住んだ時のことを想像するきっかけになるので、楽しくもあり。細部にまでこだわれるのは注文住宅の良いところだなと実感しました。
余談
最後に、僕がやりたいこと言ってもいいですか?イームズのラウンジチェアってご存知でしょうか?
こんなやつなんですけど、これに座って120インチくらいのスクリーンで映画を観たり、音楽を聞くのが夢なんです。もちろんこの夢を実現できる設計で進めてます。お酒でも飲みながら自分のYouTubeも特大画面で見てみたいな^^
次回は8月、いよいよ着工!
今、まさに詳細を決めているところで、順調にいけば8月中に着工できるかもとのこと。そして完成は2022年の2月予定です。次回は無事に着工までたどり着いたらまたアップさせていただきます。参考になる方が1人でもいれば幸いです^^それでは!