釣り人じゃなければあまり馴染みもないかもしれませんが、ポイントさえおさえれば簡単に釣れて美味しい魚「メバル」。専門に狙う「メバリング」という釣りもあるくらいで、メバルは釣りの対象として人気の魚です。食べて美味しいこともありますが、強烈な当たりがあって釣りを楽しめるのも魅力の1つ。ここでは、これからメバル釣りを始めてみたいという方むけに、メバル釣りの仕掛けを紹介していきたいと思います。
メバルとはどんな魚?
メバルは北海道南部から、日本全国の沿岸部にいる魚です。目が大きいのが特徴で、そのためメバルと名付けられました。小型の内は群れで生活をし、岩礁や海藻などに身を隠しています。大きな目のため視力が良く、夜行性で餌をよく食べるのも特徴です。甲殻類や貝類、イソメやゴカイ、小魚を好みます。
メバルが狙える時期は?
基本的にメバルは、1年を通して釣れる魚です。ただシーズンとしては、1月から7月くらいでしょう。このように釣り人には嬉しい冬でも釣れる数少ない魚種の1つなのです。
メバルが釣れる時間は?
メバルは日中は岩陰などに身を隠し、夜になると餌を求めて行動します。ただ日中でも自分のテリトリーに餌が入ってくると、積極的に食いついてくるため、どの時間帯でも釣りやすい魚といっていいでしょう。しかし数を釣りたいのなら、やはり夜の時間帯がお勧めです。夜行性のため夜間には積極的に行動しますので、初めてメバル釣りをする、という方は夜釣りを楽しむといいです。
メバル釣りの仕掛けは?
メバルを釣る時の仕掛けは、大きく分けて2種類あります。ルアー釣りと餌釣りです。メバリングともいわれるメバルをルアーで狙う場合は人気の釣りであるため、専用のロッドが多く販売されています。7フィート台のロッドがおすすめですが、アジングロッドやライトなバスロッドでも対応できるでしょう。リールは2000番台より下のスピニングリールで十分です。餌釣りをする時はウキを使うのが一般的でしょう。磯竿など2号前後のロッドに、小型のスピニングリールを使います。あとは夜釣りの場合には小型の電気ウキを使って、餌には小型のエビやイソメなどが代表的です。
メバル釣りルアー編(メバリング)
最近のメバル釣りといえば、多くがこれ。メバリングです。メバルを夜釣りする時にはどんなルアーがいいのか。一般的にメバル釣りの代表的なルアーはワームです。サイズは2インチ前後の小型のもの。オーソドックスなのは、ピンテールと呼ばれる細長いタイプのワームでしょう。
もう1つ良く使われるのがハードルアーです。こちらは小魚を模したもので、ミノーやメタルジグなどが良く使われています。大きさの目安としては5cm以内の、小型なタイプです。
メバルを狙うおすすめルアーは?
ではメバルをルアーで釣る時のおすすめを紹介します。
ガルプ!ソルトウォーター ベビーサーディン
構造はシンプルなワームですが、その素材が強烈な臭いを発します。臭いで魚を誘うタイプのワームで、これまでの実績も評価も非常に高いです。タックルバックに1つは入れておきましょう。ただし、液漏れにはご注意ください。
オクトパス
オクトパスはアジ釣りに定評があるワーム。メバルにも実は効果的であるとして、よく使われる人気のルアーです。匂いなどもないので、初心者が最初に購入しておくべきルアーといっていいでしょう。