青イソメの保存方法と付け方は?これだけで釣果が変わる!

堤防などのファミリーフィッシングで定番の餌といえば、青イソメ。釣り人なら一度は青イソメを使った餌釣りを経験したことがあるでしょう。そんな青イソメですが、 1回の釣りで使い終わらないこともあるでしょう。そこで本記事では、青イソメの保存方法と、釣果に直結する、青イソメの針の付け方をお伝えしていきたいと思います。

そもそも青イソメとは?

青イソメは沿岸部に生息する虫の1つです。インドから朝鮮半島にかけて生息していて、日本国内では広く定着化していません。国内で利用されている青イソメは、すべて海外からの釣り餌として輸入されたものです。そのため虫餌の中でも、かなり安価なのです。ちなみにジャリメは国内で養殖されている分、販売価格も少し割高になっています。

青イソメで釣れる魚は?

青イソメで釣れる魚は、基本的に根魚や小型の魚です。また虫餌が生息する場所にいる魚なども対象になります。具体的にあげていくと、キスやカレイが代表的な存在です。根魚としてはカサゴやメバルが有名でしょう。さらにアジなどの小型の回遊魚も釣れます。大物のフィッシュイーターは無理でしょうが、様々な種類の魚が釣れるのが青イソメです。釣りをする時の虫餌として、定番と言われるのも納得です。

青イソメの4種の付け方

青イソメを針につける時には、4つの方法があります。対象とする魚や仕掛けによって、付け方を変えると釣果にも大きく影響がでると言われるほど重要です。それではまずは基本的な部分をしっかりと押さえておきましょう。

チョン掛け

チョン掛けイメージ

青イソメの針へのかけ方で、最も代表的なのがチョン掛けです。頭の部分に針を通すだけ、というシンプルなかけ方でもあります。初心者はまずこのかけ方を覚えておくといいでしょう。

通し刺し

通し刺しイメージ

通し指しは頭の部分から針を通すようにして、青イソメのおなか部分にまで針を刺す方法です。チョン掛けと比べると手間はかかってしまいますが、針が青イソメの身体で隠れるため、食いつきも良くなります。魚の食い込みも良いため、よく使われるかけ方です。

房掛け

房掛けイメージ

房掛けは複数の青イソメを1つの針に刺す方法です。針の大きさに合わせて、つける数は調整していきましょう。付け方としては頭から針を刺して、1cmほど通したら針先をだします。青イソメの消費数は大きくなりますが、魚の活性が低い時には効果的な付け方です。船釣りをする時にも役だってくれますので、房掛けも覚えておくといいでしょう。

縫い刺し

縫い刺しイメージ

最後に紹介するのが縫い刺しです。青イソメの頭の部分から、だいたい2cmくらいの間隔で縫うようにして針をかけていく方法になります。青イソメが丸く固まったダンゴのような形状になるため、道糸などに絡みにくくなるのが特徴です。ショアからの釣りよりも、船釣りなどで良く使う付け方でしょう。また餌持ちが良いため、餌取りが多い時にはショアで利用しても問題ありません。

青イソメの保存方法

次に青イソメの保存方法はご存じでしょうか。実は青イソメは生命力が高いため、温度の管理さえしておけば数日程度なら生かしておくことができます。長期間保存することはできませんが、数日後に釣りに行く予定があるというケースなら、冷蔵庫に入れておくといいです。では詳しく保管方法を紹介します。

数日間の生かし方編

青イソメは6度から10度くらいの温度を保つと、数日は生かすことができます。まず残ったイソメを海水を入れたペットボトルなどに入れて、持ち帰りましょう。この時にクーラーボックスに、入れておくのを忘れないでください。活きのいいイソメを海水で洗って、水気を軽く取ります。イソメを購入した時に入っていた砂利を容器に入れて、少量の海水をふりかけておきましょう。あとは冷蔵庫の中に入れておくだけです。

長期保存編

では次に長期間青イソメを保存する方法を紹介しましょう。最も代表的なのが、塩イソメという方法です。生き餌よりも食いが良くなると評判で、中にはわざわざ塩イソメにしてから使うという人もいます。

塩イソメの作り方手順

青イソメの保存方法として、知られるのが塩イソメです。作り方も簡単ですので、手順を紹介しておきます。まず余った青イソメをざるなどでよく洗って、ゴミを流してください。その後にビニール袋に入れて、同じ量の塩を入れます。そのまま1時間くらい放置しましょう。すると浸透圧で、青イソメから水分が抜けています。その汁を捨てて、新聞紙の上にならべましょう。上から塩をさらにふりかけて、天日で乾燥させていきます。

乾燥具合によっては、再度この工程を繰り返してください。ほどよく乾燥したら、最後に塩と片栗粉を適量まぶしてジップロックに入れて冷凍庫で保存します。この時に霜がつくのを防ぎたいのなら、新聞紙でくるんでおくといいでしょう。家族がいる人はいつもの冷蔵庫を使ってしますと、怒られてしまうかもしれませんので注意してくださいね笑。使う時はそのまま持ち出して、針にかけて使うだけです。意外と青イソメは噛んできたりもしますので、死んでいる方がいいという人も少なくありません。

お得に青イソメを購入したい方は?

塩イソメという保存方法を知ったら、お得に大量買いをしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。現在、楽天市場とYahoo!ショッピングでは、活餌の青イソメを通販で購入することができます。それも大量に!塩イソメ作りに挑戦したい方や、大人数で釣りに行く方は、お得なこちらを購入してみてください。

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どうしても青イソメが苦手な方は?

塩イソメにして死んでいても、やっぱり虫は虫。できれば虫エサは使いたくない、という方もいらっしゃるでしょう。青イソメは使いたくないけど、青イソメほどの釣果は期待したい。そんな方にオススメなのが、マルキュー(MARUKYU) から出されている、パワーイソメです。こちらは青イソメを模したワームタイプの餌で、イヤなニオイがしないフルーティーな香り。それでいてしっかりと釣れるので、非常に人気の餌です。

マルキュー(MARUKYU) パワーイソメ(中) 青イソメ

青イソメ=堤防釣りに欠かせない虫餌です

青イソメは釣りでは欠かせない虫餌です。針への付け方1つで釣果も変わるほどですので、基本を押さえておきましょう。余った青イソメは塩イソメにすると再利用できます。

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