メタルジグの種類と使い分け方|ショアジギング編

ショアジギングで欠かせないルアーは当然、メタルジグですよね。ではあなたはどんな基準でメタルジグを選んでいますか?ただなにげなく選んでいたり、口コミだけで決めていたり。ひとことでメタルジグと言っても、とても奥深いのです。そこで本記事では、メタルジグにどんな種類があり、どう使い分けるのか、調査をしてみました。

メタルジグを使うショアジギングとは?

ショアジギングとは、岸からルアー(メタルジグ)を投げて釣りをすること。ジギングには陸からするタイプと、船でするタイプがありますが、ショア(岸)からするジギングは、気軽に回遊魚を狙える釣りとして人気があります。これからショアジギングを本格的に始めたいという方は、こちらも参考にしてみてください。

メタルジグにもいろいろな種類がある

メタルジグには形が違うルアーや、重さが違うルアーなど色々な種類があります。当然、形が違えば泳ぎ方も異なるわけです。また素材も鉛だったりタングステンだったり。それぞれのメタルジグには、どんな特徴があるのか調べてみました。

メタルジグの形状別の特徴

メタルジグの形状ごとに違った特徴があります。形状によって動きが違うのはもちろんですが、飛距離も変わってきますし、着水してから着底までのフォールスピードも変わってきます。上手くシーンによって使い分けていけるように特徴を覚えておきましょう。それでは形状別の特徴を解説していきます。

ノーマルタイプメタルジグの特徴は?

メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ ショート 20g #1 イワシ JPS-20

ノーマルタイプの特徴はまさに平均的。フォールスピードは速すぎず遅すぎず。まず最初に釣り始める時に使うべきなのが、このノーマルタイプです。これからメタルジグを購入する際には、まず1つ目として手に入れましょう。

ショートタイプメタルジグの特徴は?

メジャークラフト ルアー メタルジグ ジグパラ スロー 60g #30 ゼブライワシ JPSLOW-60

ショートタイプはベイトが小さいポイントで使うべき。長さは短いですが、しっかりアピールできるように横幅が広くなっているのが特徴です。フォールしていくときに、横に揺れて焦っている感じを出しアピールしてくれます。またヒラヒラとアピールしながらゆっくりとフォールするので、泳ぐスピードが速くなく、底に住み着くような根魚に狙う時も向いています。

ロングタイプメタルジグの特徴は?

シマノ(SHIMANO) メタルジグ コルトスナイパー イワシロケット 40g JM-C40R 06T グリキンイワシ

ロングタイプは水切れが良いため、フォール速度がとても速い特徴があります。またシルエットが長くなるため、ベイトのサイズが大きいときに向いています。風や潮の流れが強い状況で底を狙うときにも、きちんとフォールしてくれるので使い勝手が良いです。泳ぐのが得意な青物を狙うときに速めのアクションで試してみましょう。空気抵抗が少なく、飛距離も出るため、ロングキャストをしたいときにもおすすめです。

メタルジグのバランス別特徴

メタルジグはシルエットの形状だけでなく重さのバランスも各種類によって違っています。ターゲットにしている魚や、狙うレンジによって使い分けてください。重量バランスによって、どんな違いが出ていくのか解説していきます。

フロントバランスメタルジグの特徴は?

頭のほうが重いメタルジグは、繊細なコントロールが可能です。ほんの少しロッドを動かしただけでキビキビとメタルジグが反応してくれるので、細かくルアーを動かしてアピールできます。ただ巻きをすればノーマルなベイトに見えるのも特徴的です。

センターバランスメタルジグの特徴は?

真ん中に重さがあるのは、あらゆるシーンで使えて汎用性が高いです。ヒラヒラとゆっくりフォールするので、水平姿勢を保ちますから、海底にいる根魚に効果的なアクションが可能です。

リアバランスメタルジグの特徴は?

重心が後ろのほうにあるリアバランスタイプはどんな特徴があるのか。多くのリアバランスタイプのメタルジグは、スピーディにフォールしていきます。そのため、すぐに底が取れるということ。深いレンジを狙うときや、リフトアンドフォールで底物を狙う時に有効なルアーです。

左右非対称メタルジグの特徴は?

重量バランスが左右非対称だと、動き方が一定ではありません。そのためベイトがパニックになっているようなアクションとなります。また、ただ巻きするだけでも不規則な動きをしてくれるので、初心者にもオススメです。

メタルジグの材質別種類

次に材質が違うことでメタルジグにはどんな違いが出てくるのか。メタルジグの材質について解説してきます。

鉛製メタルジグの特徴は?

多くのメタルジグが、この鉛製です。鉛で作られているメタルジグは、原価が安いため、価格自体もリーズナブル。100円均一ショップのダイソーにも鉛製のメタルジグが売られているほどです。とはいえ1,000円以上するものもあるため、根がきついところや、初めてのポイントで状況がつかめない時には、まず安価なジグで試すことをオススメします。

タングステン製メタルジグの特徴は?

鉛製以外のメタルジグとなると、タングステン製になります。タングステンは重さがあるため、鉛と同じ重さの物が約40%の大きさで実現可能です。つまり、サイズが小さくても飛距離が出ます。サイズが小さいと遠くまで飛ばせないという鉛製メタルジグの問題を解決してくれるルアーです。遠くでナブラが発生しているときやベイトサイズが小さいときに、ぜひ使っていきたいメタルジグです。タングステンジグについてメリットやおすすめジグについて知りたい方はこちらもご覧ください。

飛距離を狙うメタルジグは?

ショアジギングで釣果を高めるためには、まず飛距離を上げることが重要です。ショアジギングの主なターゲットは青物などの回遊魚。飛距離が出れば、それだけ狙える範囲が広くなるので、当然釣果につながってくるわけです。そして飛距離を狙うなら、細めで空気抵抗の少ない鉛製ジグか、比重が重めのタングステン製のメタルジグを使ってみてください。

タダ巻きで釣れるメタルジグを選ぶなら?

初心者が使いやすいタダ巻きで釣れるメタルジグを選ぶなら、左右非対称のものを選んでください。タダ巻きをするだけなのにキレイなアクションをしてくれます。広い層を狙うなら、着水してからフリーフォール(ベールを戻さない)で着底を待ち、そのままリトリーブするだけ。巻くスピードだけいろいろと変えてみてください。アクションの必要がないので、これからショアジギングを始めたい初心者にぴったりのルアーです。

飛距離を狙えて、タダ巻きでOKなジグは?

ダイワ(DAIWA) メタルジグ TGベイト SLJ 45g FPHピンク

これはずばり、TGベイトでしょう。タングステン製のため、比重が重たいので飛距離が出ます。それでいて左右非対称なので、タダ巻きでOK。重さのラインナップもカラーも豊富です。またとにかく釣れると口コミの評価もめちゃくちゃ高いので、ぜひ1つルアーケースにしのばせておくことをオススメします。ただし、タングステン製なこともあり、少し高価なので、根掛かりが心配なエリアでの使用は控えたほうがよさそうです。

メタルジグの種類について調べてみました!

メタルジグは形状や重さの違いなど、色々な種類があります。カラーやシルエットなどにもこだわってみると、とても奥が深いです。ぜひ本記事をメタルジグ選びの参考にしていただけたら幸いです。またこちらも記事もオススメです。人気のアイテムから初めてのショアジギングにピッタリのルアーを紹介しています。

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