ジギングにおすすめのアシストフックは?セッティング事例も公開

ジギングをする時に必ず必要になるのが、アシストフック。最初からアシストフックがついていない市販のメタルジグも多い中、セッティング次第で釣果に大きく影響してきます。そこで本記事ではアシストフックには、どのような種類があるのかを調べてみました。またどんなアシストフックがおすすめのかも調査してみましたので、ぜひ最後までご覧ください。

ジギングにおいてアシストフックこそ命

ジギングでは、アシストフックの選び方が明暗を分けるといっても過言ではありません。もしアシストフックのチョイスが悪いと、ジグがうまく動いてくれません。オフショアジギングでもショアジギングでも、アシストフックは大切なポイントです。

アシストフックの種類

アシストフックには、ターゲットによって使い分けられるようにサイズ別に番手が付けられています。大抵は#1から#4/0までの種類が用意されているのが一般的。例えば、#1はサバやシーバスなどにピッタリですし、#2/0はブリほど大きくはない程のサイズの青物に使えます。小さめの根魚やイナダには#1/0がおすすめです。サイズの小さいアシストフックはヒットがしやすくなりますが、大型の青物には折られてしまったり、伸ばされてしまったり、フックが負けてしまいます。

アシストフックのセッティング例

アシストフックのセッティング例にもさまざまなバリエーションがあります。狙う魚やフィールドによって適したセッティングがあるのです。それぞれのセッティングの特徴について検証してみました。

フロントのみシングル

フロントだけをシングルにするアシストフックのセッティングは青物に最適です。もしターゲットの活性が高ければ、フロントだけシングルで十分です。シングルで本当に大丈夫かと思われるかもしれませんが、青物はジグの目の部分を見て食いついてきます。吸い込みながら食いつくので、シングルでもしっかりと引っかかってくれます。ターゲットの全ての荷重が一つの針に掛かるため、深くまで食い込んでばらけません。

フロントのみツイン

前のほうに二つのフックを付けるパターンです。青魚の活性が低いときには、ほんの少しのバイトでも引っかけるために有効なセッティングです。また2つのフックがキラキラと光を反射するので、ボトムに潜んでいるターゲットにアピールしてくれます。フロントをツインにするセッティングで注意すべきなのは、フッキングを意識することです。荷重が2つの針に分散されるため、力が不十分だとかかりが悪くなります。

リアのみツイン

リアに2つのフックを付けるのはシーバスに有効です。シーバスはルアーを丸呑みしますから、リアに2つのフックが付いていると、バラさずしっかり針がかりしてくれます。

フロント+リア

フロントとリアに、それぞれアシストフックを付けるセッティングです。吸い込む力が弱いマダイなどに使うセッティング方法です。弱いバイトでも確実にフックさせていくことを狙っています。アシストフックは細めで、ラインを長めにとって下さい。

リアにトレブルフック

歯が鋭いターゲットの場合は、普通のアシストフックだと噛み切られる可能性があります。タチウオなどの噛む力が強い魚はトレブルフックが良いでしょう。また当然、フックに触れる面積が広いため、フッキング率は上がるでしょう。しかし、根掛かりもしやすくなるため、底物を狙う時には向いていません。

おすすめアシストフック【4選】

ジギングで揃えておきたいおすすめのアシストフックをピックアップしてみました。

カツイチ(KATSUICHI) ツインパイク DJ-88

多くのジギング好きが使っているアシストフックです。ショアジギングからオフショアジギングまで幅広く使えます。サイズのバリエーションも豊富なので、ライトジグでも問題なく使え、汎用性の高いアシストフックです。ジグと絡まりにくいので、初めての人におすすめな製品です。フック同士が絡まることが恐いときには、それぞれの長さを調整して段差を作って下さい。