ルアー釣りをする時のポイントがジギングリーダーです。ショックリーダーとも言いますが、本当に必要なのかと思う人も多いでしょう。そこでジギングリーダーについて、詳しく解説していきます。
ジギングリーダーの役割は?
そもそもジギングリーダーには、どんな役割があるのでしょうか。メインのラインとして良く使われるPEラインは、引っ張りへの強度は高いのですが擦れや衝撃には強くありません。足場のいい場所で釣りをしているから、擦れなんてないと思っていても、意外と気づいていないところで傷がついているのです。そのため肝心な時に、ラインブレイクする可能性が高くなります。そこで擦れや衝撃に強い、ジギングリーダーを利用するのです。またPEラインは、端的にいうとより糸で作られています。そのため直接ルアーなどと結束すると、強度が下がるのです。ジギングリーダーを使うのと使わないのでは、50%以上も強度に差が出るとの話もあります。他にもPEラインは伸びがないため、衝撃に弱いという一面もあるのです。そこで段階的にブレーキをかけるような、ジギングリーダーが必要となってきます。ショックリーダーの適した長さや太さ、結び方についてはこちらでも詳しく解説しています。
リーダーにはどんな素材がある?
ジギングリーダーに使われている素材は主に2つです。ナイロン製のリーダーと、フロロカーボン製のリーダーになります。どちらも一長一短のある素材なので、その特徴を詳しく見ていきましょう。
フロロカーボン
フロロカーボンは傷がつきにくく、根ズレに強いのが特徴です。またナイロン製のリーダーと比較すると比重が重いため、ジグを水中に素早く沈める効果も期待できます。その反面でラインの表面が硬いため、しなやかさで劣るのです。スナップへの結束がしにくかったり、ノットが組みにくいため初心者には使い難いかもしれません。
ナイロン
ナイロン製のリーダーは、しなやかで扱いやすいのが特徴です。先にお伝えしたフロロカーボンよりも、結束などがしやすいため初心者にはおすすめの素材でしょう。しかしデメリットとして吸水性の高さによって、劣化が早まってしまうという点があります。ただしフロロカーボン製のラインよりも、安価なことが多いため入手しやすいという欠点を補えるポイントもあるのです。
リーダーの太さの選び方は?
ジギングリーダーの太さは、メインのラインを目安にして選びます。およそですがメインラインの、4倍から5倍程度の物がいいでしょう。例えばメインラインがPEライン1号であれば、ジギングリーダーの太さは4号から5号というイメージです。初心者の人はラインが切れるかも、と心配するケースも多いでしょう。その結果、目安よりも太いリーダーを選びがちです。しかし目安を超えるリーダーを選ぶと、ジグの動きそのものに影響がでてしまいます。反対に細いリーダーを選ぶと、強度の点で問題がでるでしょう。ですので基本としては、4倍から5倍の太さにしておきます。それでも狙う魚種が歯の鋭い魚であった場合、2重にリーダーを結んでおくのがおすすめです。例えばメインラインPE1号だとすると、その先に5号のリーダーをつけるのが基本になります。そこからさらに太めのリーダーを結んでいくという形です。
リーダーの長さはどのくらいにすべき?
ジギングリーダーの長さについては、こちらもメインのラインに合わせていくのが基本です。ただ釣るポイントによって、目安にする長さがあります。基本としては5mの長さを用意しておくと間違いありません。リーダーが短いと根ズレでラインブレイクをしますし、長すぎても感度が落ちてしまいます。そのため5mが基本とされているのです。逆に水深が深い場所で大物を狙うのなら、10m前後の長さがいいでしょう。ただこの長さに固執するのではなく、根の高さなども考慮して臨機応変に変えていきます。比較的に水深が浅い場所でのライトジギングなら、3m前後です。ジギングリーダーが短いほど、アタリの感度が良くなります。そのため水深の浅いところでは、3mもあれば十分でしょう。
PEラインとリーダーの結び方は?
PEラインとジギングリーダーの結び方は複数あります。完全結び、ボビンノット、FGノットが代表的でしょう。これらの内、1つでも身につけておく必要があります。メインのラインと結束できなければ、ジギングそのものができないからです。
有名なのはFGノット
先ほどあげた結束方法で最も有名なのがFGノットです。編み込むようにして結束したもので、特にキャスティングゲームとは相性が良いと言えるでしょう。なれると道具を用意しなくても、結べるようになるのも魅力です。初心者の人はFGノット用の道具を用意しておいて、練習を繰り返してください。では手順を紹介してみます。
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イラストで紹介!FGノットの結び方
PEラインとリーダーを十字になるようにしておきます。この時にPEラインの先端を押さえて、ピンと張った状態にしておくのがコツです。図1のようにリーダーをPEラインの下、上と交互に絡めていきます。
編み込むようにして絡めていくのですが、一回ごとにリーダーを引っ張っていくのがポイントです。
15回から20回ほど編み込んだ後にハーフヒッチを使って仮止めします。
結束をした後はPEラインと、リーダーの2本をまとめてハーフヒッチで編み込みましょう。
最後に余ったPEラインを切断して終わりです。
リーダーを制する者はジギングを制す!
ジギングリーダーの太さなどについてまとめました。ジギングをする時には、必ず必要になるものです。ですのでしっかりと覚えておくといいでしょう。