ルアーフィッシングにおいて、非常に大事な役割を担っている「ショックリーダー」。PEライン、ショックリーダー、それぞれのラインの意味を良く理解して使用することで、ラインが切れてしまいルアーをロストしたり、魚に見切られたりする可能性を下げることができます。この記事ではショックリーダーの意味や適切な長さや太さについて、狙う魚種、タックル別に解説しています。

そもそもなぜショックリーダーが必要なの?

ルアーフィッシングの場合、リールに取り付けるメインラインは基本、PEラインであり、非常に強度が高いのが特徴です。しかし、強度はあるのですが、PEラインには衝撃やスレ、また熱に弱いという弱点もあります。この特性を理解しないまま釣りを始めてしまうと、PEラインが衝撃に耐えられずにルアー部分で切れてしまうようなことも起こりかねません。ルアーの中には数千円以上するものもあり、キャスティングで失ってしまうと立ち直れないですよね。そのため通常は、PEラインの先にはショックリーダーと呼ばれるショックを吸収するためのフロロカーボンラインを使用します。このショックリーダーが、PEラインの熱やスレ、衝撃という弱点から守ってくれるのです。

PEラインとショックリーダーの結び方おすすめは?

PEラインとショックリーダーは直結でつなぐわけですが、適当に結んでしまうと当然、すっぽ抜けてしまいます。そこで一般的にはFGノットという結び方が推奨されているのですが、初心者にはなかなか難しいでしょう。また、釣り場で結ばなければならない時には、風などもあり、かなりの時間を要してしまいます。そこで、初心者にも簡単に結べて、強度もあるおすすめの直結方法が「オルブライトノット」です。詳しくはこちらの動画をご覧ください。

タックル別!ショックリーダーの長さ、太さ

アジングのショックリーダーは?

アジングとは、アジをルアーで釣る事を指しています。アジはボトム付近にいることも多いので、ボトム付近で糸がスレたり岩に当たったりする可能性もあるため、ショックリーダーは必須と言えるでしょう。ではアジングをする場合、ショックリーダーの太さや長さはどれくらいが良いのか、解説していきます。

アジングのショックリーダーの太さは?

太さを選ぶ時は、ターゲットにしているアジのサイズを考慮に入れるようにしましょう。大きなアジになると、細かく、鋭い歯は意外とはえているので、あまり細いものを選択してしまうとショックリーダーを切られる可能性があります。もし小型のアジを狙うのであれば、当然太いものを選択する必要はありません。一般的には5lbから8lbのショックリーダーが選択されることが多いでしょう。

アジングのショックリーダーの長さは?

リーダーの長さは、通常であれば30cmから50cmくらいにしておくと良いでしょう。判断方法は、風が強い時はその分ラインが流されて擦れるリスクも大きくなるため、ショックリーダーを40cmくらいと長めにします。普段であれば30cmで十分です。

シーバス釣りのショックリーダーは?

シーバスを釣る時のメインラインはPEラインが主流になっているため、正しいショックリーダー選びが重要になります。対象魚も大きくなるので、誤った選び方をすると、何度も切れてしまい、その度に新しいラインをセットしなければなりません。シーバス釣りの時のショックリーダーは、通常フロロカーボンリーダーを使用します。

シーバス釣りのショックリーダーの太さは?

シーバス釣りの時、ショックリーダーの太さで推奨されているのは14lbから16lbのものです。メインラインよりも若干劣る強度の太さのものを選ぶように覚えていくと良いでしょう。

シーバス釣りのショックリーダーの長さは?

シーバスを釣る時は、基本的に手を広く広げたくらいの長さのショックリーダーを使用するようにしましょう。具体的に言うと1mくらいです。シーバスの体にPEライン(メインライン)が触れてしまうと切れる可能性があるため、最低でも70cmくらいの長さは確保してください。70cmを切るようになってしまったら、思い切って交換したほうがいいでしょう。

ショアジギングのショックリーダーは?

ショアジギングでも、メインラインはPEラインであることがほとんどなので、ショックリーダーの使用は不可欠です。

ショアジギングのショックリーダーの太さは?

使用しているメインラインであるPEラインの太さに合わせて、ショックリーダーを選択するのがいいでしょう。例えば、PEライン1号であれば、ショックリーダーは12lbくらいが良いでしょう。同じように、PE2号では30lbから40lb、PE3号の場合は40lbから60lbくらいの太さを選択すれば間違いはありません。

ショアジギングのショックリーダーの長さは?

ショアジギングの時のショックリーダーの長さは、釣り場の種類によって変わってきます。根ズレの可能性が少ない砂浜やサーフ、堤防なら1m程度、根が荒い地磯などでは2mほどの長さがあった方が良いでしょう。またキャスティングの飛距離を重視したいなら、一番太いガイドまでたらした時に、ショックリーダーとPEラインの結び目が少しだけ出ているくらいの長さが良いです。その状態でキャスティングすれば、抵抗の大きな結び目がガイドを通らずに済むので、より飛距離を稼げるようになるでしょう。

エギングのショックリーダーは?

アオリイカなどを釣る場合、色付きのメインラインは警戒心を抱かせることもあるため、ショックリーダーによって警戒心を緩和する必要もあります。また当然メインラインを守るためにもショックリーダーは必須です。

エギングのショックリーダーの太さは?

ショックリーダーの太さは、基本的に8lbから12lbのものを選択できるでしょう。リーダーが太くなるとエギングが波の影響を受けやすくなり、動きが不自然になってしまうので、主流になるのは8lbです。

エギングのショックリーダーの長さは?

エギングの場合は、岩礁帯などで釣りをする機会が多いため、ショックリーダーの長さは1mから1.5mくらいになるのが主流でしょう。ティプランエギングの場合であれば、もっと短くても問題はありません。

タチウオのショックリーダーは?

タチウオの歯は、非常に鋭くなっているため、PEラインではすぐに切られてしまいます。必ずショックリーダーを取付けましょう。絶対に切られたくない、という場合はタチウオ専用の強いショックリーダーを使うことをおすすめします。

タチウオのショックリーダーの太さは?

タチウオをショアジョギングで狙う場合は4号(16lb)のもの、船から大きなサイズを狙うなら50lbから100lb程度が良いでしょう。

タチウオのショックリーダーの長さは?

ショックリーダーの長さの決め方は基本、状況によって異なるものです。タチウオの場合は、もともと根ズレが起きるような釣り場ではないので、1mから1.5mくらいの長さがあれば十分でしょう。

オフショアジギングのショックリーダーは?

オフショアジギングでは、これまでのショックリーダーの選び方とは異なりますので注意してください。基本的には、PEラインよりも強度の強いショックリーダーを選ぶようになります。

オフショアジギングのショックリーダーの太さは?

もし使用しているPEラインが3号(12lb)であれば、ショックリーダーは9号から12号というように、基本的に3倍から4倍の強度を選びます。専門家の中には、4倍と指定している方もいるので、4倍のものを選んでおけば問題ないでしょう。

オフショアジギングのショックリーダーの長さは?

オフショアジギングの場合、基本的にはフロロカーボンラインの4mから5mのものを使用するようにしましょう。但し、ターゲットの種類によっては長さが変化しますので、オフショアジギングの時は船長に聞くのも良い方法です。

狙う魚種やポイントによってショックリーダーを選ぼう

現在の釣りの主流は、メインラインとしてPEラインを使用することです。丈夫で強度もあるラインですが、根ズレや摩耗には弱いというデメリットもあり、それをカバーするのがショックリーダーになります。必ず必要になるものですが、釣り場やターゲットなどによって太さや長さが変わるため、状況に合わせて正しいものを選択してください。

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