釣りといえば「海釣り」というイメージが強いかもしれません。しかし、山に入り、自然と一体化しながら魚と真剣勝負をする渓流釣りもまた、多くの人を魅了しています。釣れる魚の違いはもちろんのこと、海釣りとは大きく異なる釣り方など、渓流のルアーフィッシングに迫っていきます。

渓流のルアーフィッシングとは?

渓流のルアーフィッシングとは、その言葉の通り渓流でルアーフィッシングすることです。ルアーフィッシングを渓流で行うと、海釣りとは異なり、自分の引くルアーに渓流の魚がアタックしてくるのを見ることができます。ここが海釣りと渓流釣りの大きく異なるところかもしれません。また渓流ルアーフィッシングは、山の中で行われることがほとんどであるため、季節感を感じながら釣りを楽しむこともできます。もちろん、当然釣れる魚も違うので、これからどのような魚が釣れるのか解説します。

渓流のルアーで釣れる魚は?

春の時期は、渓流釣りが解禁されるため、多くの渓流ルアーフィッシングをする方が入山します。一般的に、春に釣れる魚は28種いると言われていますが、すでに伝説上の魚のような存在になっている魚もあります。今回は、その中から初心者でもトライしやすい魚を含めて、代表的な6種の魚を紹介しましょう。

ヤマメ

渓流ルアーフィッシングをしている方であれば、一度は憧れる渓谷の女王がヤマメです。非常に警戒心が強く、経験と技術を持ってから初めて釣ることのできるタイプになるでしょう。ヤマメが釣れる季節は、漁が解禁になる3月から残暑が続く11月ころまでになります。外見上の特徴は、体には斑紋が7個から11個ほど縦に入っており、一般的にはパーマークと呼ばれています。ヤマメが釣れる場所としては自然生息しているのが東北地方、さらに放流されたヤマメであれば全国で釣ることができます。

イワナ

イワナは、ヤマメと並ぶ渓流釣りの憧れの存在で、渓流の王者とも呼ばれています。ヤマメと同じく警戒心の高い魚であり、目視できる場所にいるだけで、警戒して釣れなくなってしまいます。イワナがつれる時期はヤマメと同じく、3月から10月までになりますが、最も良い季節は5月から9月までの間になるでしょう。外見上の全体的な特徴は褐色を帯びた暗い緑色で、お腹の部分は黄色みがかっていて、体全体に白い斑点が広がっています。イワナが釣れる場所は、北海道から本州の渓流です。

アマゴ

アマゴは、ヤマメとよく似ている外見になっていますが、アマゴだけに赤い斑点があります。ヤマメほどの警戒心がないので、渓流釣りの初心者でも問題なく釣ることができるでしょう。アマゴの季節は3月から9月まで続きますが、ベストシーズンは5月と6月の暖かくなってくる時期です。アマゴが釣れるのは、神奈川県よりも西の太平洋側と四国や九州ですが、日本海側でも放流されたアマゴが釣れます。

ニジマス

ニジマスは外来魚であり、3月から10月までかなり長い期間にわたって渓流で釣れます。管理釣り場であれば、ほぼ1年中釣ることのできる生存力の強い魚になるでしょう。外見上の特徴は、体全体に広がっている黒い斑点と虹色に輝く模様です。日本全国に生息しているので、渓流釣りの基本を学ぶには良い魚でしょう。

サクラマス

サクラマスも、渓谷釣りをしているフィッシャーの憧れの魚です。ヤマメは、より良い環境への移動のために海へと戻っていき、その後産卵のために川に戻ってきます。海に戻っていったヤマメをサクラマスと呼んでおり、川に留まるヤマメよりも大きく、たった1年で50cmから70cmになる個体もいます。北海道など一部の地域では、川でのサクラマスの釣りは禁止されているため、海で釣るのがメインとなるでしょう。

ヒメマス

湖での生息が多く、漁が解禁される期間であればいつでも釣れる、比較的トライしやすい魚になるでしょう。大きい個体になると、50cmを超えるものも出てくるため、釣りごたえのある魚と言えるでしょう。

渓流の代表的なポイントは?

渓流に行けば、どこでも魚が釣れるというわけではなく、釣れるポイントというものが存在しています。ポイントは地域や魚や季節によっても変わるため、状況に合わせて変更していく必要があるでしょう。

流れ込み

渓流釣りの王道とも言えるポイントは、流れ込みと呼ばれる場所です。流れ込みとは、トロ場などに水が流れ込んでいるようなポイントのことを指しています。特定のポイントに流れ込みが起きると、水に酸素が含まれるようになり、イワナやヤマメが生息しやすい環境ができます。

トロ場

トロ場とは、水深が深く流れが遅いポイントのことを言います。水温が低い時は、トロ場に魚が集まっている傾向があるので、解禁されたばかりの3月などは積極的に狙うと良いでしょう。

釣れる時期は?

渓流で魚が釣れる時期は、漁が解禁される3月から10月までの期間となります。しかし3月は魚の数は多いものの、水温が低く活動が悪いので、ベストシーズンは5月や6月の時期になるでしょう。寒すぎず、暑すぎない時期が魚にとっても良い季節ということです。

渓流ルアーのコツ、アップストリームキャストとは?

渓谷で自分がいる位置よりも上流に向かってキャストして、ルアーを上流から下流に向かって動かすことを、アップストリームキャストと呼んでいます。このようにキャストすることで、ルアーがより自然に動くようになり、魚の注意を引きつけるようになります。

渓流釣りを成功させるためには、幾つかのポイントをしっかりと抑えておく必要があります。それぞれの魚の特徴や魚がいるポイントがどこにあるのか、こうした点をしっかりと抑えることで釣果を伸ばすことができるようになるでしょう。

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