スーパーや魚屋にはなかなか並ばないけど、釣っても食べても美味しい魚が、オオモンハタ。一般的に高級魚とされるハタ系の中でも大型が釣れやすく、美味しいので、専門に狙う釣り人も多いです。そこで本記事ではオオモンハタの釣り方から捌き方まで追っていきます。美味しい食べ方も紹介しますので、釣り上げたらぜひキャッチ&イートを楽しんでください。
オオモンハタってどんな魚?
オオモンハタは南日本に生息する魚です。主に海底付近にいる根魚の1種で、甲殻類や小魚などを餌とします。全般的に美味しいのがハタ類の特徴ですが、その中でも特に美味として知られている魚がオオモンハタです。身が締まっているために歯ごたえが良いのが特徴で、刺身や煮付けなどが代表的な食べ方になります。
オオモンハタは最大でどのくらいのサイズになる?
オオモンハタは最大で50cm程度になります。一般的なサイズとしては、35cm程度でしょう。あまり50cmクラスのものは見かけませんが、30cmから35cmクラスのサイズであれば、比較的によく釣れます。
オオモンハタの価格は?高級ハタ系の中ではお安め?
オオモンハタに限らず、基本的にハタ類は高級魚として有名です。そのためオオモンハタもまた高級魚として知られています。ただ同じハタ類で比較すると、キジハタなどキロ単価が1万円を超えるような魚もいるため、オオモンハタは安い魚とされるのです。ですがこれは同じハタ類と比較してのことであり、一般的な魚の中では十分に高級魚の中に入る値段となっています。
オオモンハタ釣りに適した時期は?
オオモンハタのシーズンは初夏から晩秋にかけてでしょう。夏になると、産卵のために接岸していきます。そのためショアから狙うのなら、夏場がおすすめの魚です。ちなみに水温が下がってくると、深場へと移動していくため冬場には釣りにくくなります。基本的に根魚のため磯という条件の悪い場所で釣ることが多いので、冬場に狙うのならしっかりと装備を固めておいてください。
オオモンハタの釣り方はルアーが主流
オオモンハタの釣り方としては、ルアー釣りが一般的です。フィッシュイーターであるため、生き餌を使った泳がせ釣りも行われますが、やはり手軽なルアーが主流となっています。根魚の中では行動範囲も広く、堤防、磯、ボート、あらゆる場所から狙えます。またオオモンハタはベイトフィッシュを狙って行動するため、マズメ時や潮流の良い時間帯が狙い目となります。ほかのハタ系の釣り方はこちらも参考にしてみてください。
オオモンハタ釣りにオススメのルアー
ではオオモンハタにおすすめのルアーを紹介します。ジグヘッドをつけたシャッド系のテールワームが鉄板です。ボトムを狙う時はテキサスリグを使うのも良いでしょう。その次におすすめなのがメタルジグや、スピンテールジグなどを使ってボトムから、中層あたりを誘うのがいいでしょう。
ハタ系をメタルジグで狙いたい人はこちらをチェックしてみてください。TGベイトをカスタムしてハタにも強い最強チューンについて解説しています。
オオモンハタおすすめワーム
オオモンハタにおすすめなのは、やはりワームです。ワームの中でも、シャッドテール系のワームが良く使われます。ストレートなボディの後部に、テールがついた形のものです。水流を受けてテールが左右に揺れるため、オオモンハタが狙っている小魚に見えるのです。ジグヘッドにそのまま刺して使うか、テキサスリグなどを組むのがいいでしょう。