ナブラ撃ち。それは釣り人なら誰しもが興奮する瞬間。急に訪れる釣果の期待できるチャンスタイムです。しかし、それでも一匹も魚を釣れずに終わってしまう人がいるのもまた事実。そこで本記事では釣果をしっかりアップさせていくための、ナブラ撃ちのコツを説明していきます。

ナブラとは?

ナブラとは肉食の青物が餌となる小魚を追いかけて、焦っている状態のことをいいます。もともとは漁師言葉で魚の活性が上がっている時を指すのに使われていました。気性が荒いフィッシュイーターが、小魚の群れを見つけて捕食しているときがナブラです。

ボイルとの違いは?

混同している人もいますが、ナブラとボイルにはどのような違いがあるのか。ボイルというのは、海面に近いレンジにいる小魚をフィッシュイーターが捕食している様子のことです。例えばシーバスが小魚を表層付近で食べているときに、シーバスの状態を指してボイルが起きていると言います。水面近くの小魚をフィッシュイーターが食べるときに、小魚と水と空気を吸い込んで音がしますが、そのことをボイル音と呼びます。しかし、ナブラはフィッシュイーターの餌となる小魚の状態を主に表します。小魚が追い詰められて水面に飛び出したりして、水しぶきが上がったりすることをナブラが起きているというのです。

ナブラの湧きやすい時間は?

ナブラの湧きやすい時間は、マズメ時です。マズメ時とは朝や夕方の薄暗い時間帯のことです。朝日が昇る時間帯や、夕方の陽が沈む前の時間帯のことを言います。マズメ時というのは、フィッシュイーターの餌になるベイトフィッシュが動き出す時間でもあるということです。沖に出て行ったり岸のほうに戻ってきたりするゴールデンタイムです。その小魚を追ってフィッシュイーターも動き始めるため、ナブラが湧きやすくなります。

ナブラ撃ちは表層を狙うべし

ナブラ撃ちは表層を狙っていくのがポイントです。水面付近のレンジで小魚が追い込まれていますから、表層にルアーを泳がせることを狙ってキャスト、リーリングしていきます。中層を巻いてもフィッシュイーターには気づいてもらえない可能性が高いです。きちんとターゲットの目に入る海面付近に、ルアーを泳がせていきましょう。

ナブラ撃ちに適したルアーは?

【ナブラ撃ちに向いているルアーその1】メタルジグ

メタルジグはキャストがしやすいですし、飛距離も出るのでナブラの向こう側を狙いやすいです。ベイトフィッシュのサイズが小さいときにも有効です。一度ナブラが出始めると数分から数十分の間、チャンスタイムが続くわけですが、当然、ナブラも移動していきます。そのため、移動していく方向に目掛けてキャストする飛距離が非常に大事。そこでメタルジグを早巻きしていくのが有効です。

ナブラ撃ちに有効なメタルジグ

小型で重いジグが向いています。理由は重いほうが飛距離が出せるし、小型のほうが空気抵抗が小さいから。そこでオススメなのが、TGベイトの45gです。比重の高いタングステン仕様なので、当然高くはなりますが、かなりの飛距離が期待できます。そしてただ巻きでも釣れるアクションをしてくれるのでTGベイトは本当にオススメです。

【ナブラ撃ちに向いているルアーその2】メタルバイブ

こちらも重たいですし、薄い鉄板のような形状をしているので、空気抵抗は小さいです。そのため、かなりの飛距離が期待できます。さらにバイブレーションなので、波動を出しながら、逃げまとうベイトフィッシュを演じてくれます。シーバス狙いには特に有効なのが、メタルバイブです。

ナブラ撃ちに有効なメタルバイブ

「バイブが他のものより細かくて、アピール度が高い」というような口コミが多く、特にシーバスアングラーから絶大な人気を誇るのが「鉄板バイブ」です。コスパもよく、実績もあるので、シーバス狙いのメタルバイブはこれしか買わないと豪語する人も多いです。

【ナブラ撃ちに向いているルアーその3】ミノー

小魚のような泳ぎ方をしてくれるのがミノーです。ミノーもナブラ撃ちの時に使ってみたいルアーの1つ。アクションは、ただ巻きメインで時々ジャークを入れるようにすると効果的です。ミノーの強みは表層でしっかりとアクションしてくれること。早巻きをしても姿勢が崩れずに、フィッシュイーターを引きつけてくれます。

ナブラ撃ちに有効なミノー

ずばり、商品名にもなっている「ナブラミノー」です。こちらは高速巻き専用のヘビーミノー。特に青物狙い用として誕生しました。飛距離とアクションバランスの良さを突き詰めたそうで、キャスト時の飛行姿勢も良く、ストレスの無い使用感が人気です。特にサワラ、サゴシ狙いのナブラ撃ちに使う方が多いです。

ナブラが湧いているのに釣れない時の対処法

ナブラが湧いていて格好のタイミングなのに、釣果が思うように上がらないときはどうしたら良いのか。釣れないときの対処法について解説していきます。

ルアーサイズを小さくする

ルアーのサイズを小さくしてみて下さい。ナブラ撃ちをするにしてもしないにしても、いつもベイトとルアーのサイズは合っていなければなりません。今発生しているベイトの種類と、自分が使っているルアーのサイズは合っていますか。よくあるのがベイトよりもサイズの大きなルアーを使っていて、ターゲットに見切られているケースです。ナブラ撃ちの際には、ベイトのサイズをよく意識してください。

見切られないように早巻きする

見切られないように早巻きをするのも覚えておきたい対処法です。ナブラを攻略する場合には、基本的にただ巻きだけで対応できます。しかしゆっくり巻いていると簡単にルアーを見切られてしまいます。活性がかなり高まっていて、小魚を追いかけ回しているときには早巻きが有効です。ベイトも逃げ回っているので、早巻きのほうが見切られにくいです。キャストした後に、すぐリトリーブを始められるようにしてください。

ナブラの中に落水させない

ナブラの真ん中に落水させないでください。ルアーをナブラの中に着水させると、小魚たちがびっくりして逃げてしまいます。せっかくナブラが発生しているのに、ナブラの中に落水させてしまうと、フィッシュイーターですら、逃げてしまいます。基本はナブラの中ではなく、ナブラの進行方向にキャストすることを意識してみてください。ナブラの向こう側までロングキャスとして、ベイトの群れのほうにルアーを巻いていくのも効果的です。

ナブラ撃ちでチャンスタイムをものにしよう!

ナブラ撃ちをする時には、時間帯に気を付け表層レンジを狙っていきましょう。比較的ナブラ撃ちで成果を出しやすいルアーがありますから、積極的に試して下さい。釣果が上がらないときには、ここで解説した対処法を参考にして実践する事をおすすめします。

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