こんにちは。 趣味は?と聞かれたら即「SUPフィッシング!」と答える「Play in nature」編集部のUCHIです。

本日は日本中の釣り人にオススメしたい「SUPフィッシング」の魅力をお伝えします。また、これから「SUPフィッシング」を始めたい方のバイブル的な記事になれば幸いです。ただ、読み直してみたところ「SUPフィッシング」への熱い想いが溢れてしまい、1万文字以上ありましたd(^_^o)。それではどうぞ、じっくりご覧ください!

目次

SUPフィッシングとは?

SUP(サップ)と呼ばれるハワイ発祥のアクティビティをご存知ですか?SUPというのは基本、立ちながらパドルと呼ばれるオールを使って漕いで水上散歩や波乗りを楽しむもの。正式名称をスタンドアップパドルボードといい、SUP(サップ)、パドボなどと呼ばれ、ここ数年では湘南などを中心にかなりのにぎわいを見せています。

そしてSUPフィッシングとはその名の通り、SUPに乗って釣りをするアクティビティのこと。SUPのブームと共に、近年注目されているこのSUPフィッシング。本記事では、SUPフィッシングの魅力から装備や必要な道具。そして、SUPフィッシングに向いている仕掛け、タックル、服装、コツ、注意すべき点など、これからSUPフィッシングを始める人が絶対に押さえておくべき情報をお伝えします。

アクアマリーナ SUP インフレータブル DRIFT 10'10

SUPフィッシングを今すぐ体験すべき5つの理由

僕も大ハマり中のSUPフィッシングの魅力は、一言では語れ切れません。しかし、これから始めたいと考えている方の後押しになればと思い、SUPフィッシングの魅力を1つずつ語っていきます。

場所取りのストレスがない

早起きをして堤防に釣りに行くと、すでに常連で釣り場はごった返し。そーっとポイントを探して狭いところに入らせてもらっても、常連から嫌な顔をされる。挙げ句の果てには隣の人とおまつりしてしまい、怒られる。そんな経験あなたもありませんか?こうなるとテンションはだだ下がり。その点、SUPフィッシングは当然、混雑知らず。好きな時に、好きなポイントを独り占めできます。

釣果が圧倒的に上がる

魚たちはスレていないし、高活性時に魚がいれば、誰でも釣れます(断言)。また堤防よりも水深が深く、魚にとって居心地の良い場所にこちらからSUPで出向くわけです。堤防ではそう簡単に釣れないようなマダイや、青物、高級根魚など、条件が合えば驚くほど釣れてしまいます。しかも漁船と異なり、エンジンを積んでいません。そのため、魚に気づかれにくく、ある意味、船釣りよりも釣果が期待できるとも言われています。

魚が美味しい

堤防やサーフ、河口の魚は、沖の魚に比べて美味しくないと言われています。それはなぜか。理由はやはり、不純物の混ざった水に住んでいるためでしょう。沖の綺麗な水に生息する魚は本当に美味しいです。これはもう鮮度とかの問題ではありません。どうせ釣るなら美味しくいただきたいですよね。SUPフィッシングは釣って良し、食べて良しの、本当にいいこと尽くしなアクティビティです。

気持ちが良い・気分がリフレッシュする

朝日が登るころ、べた凪の海をSUPで突き進んで行くと、もうそれだけで本当に贅沢な気持ちになれます。広い海を貸し切り、体を動かすと、嫌なことも忘れてしまうくらい気分がリフレッシュします。そこに釣りの楽しさが付いてくるのだから、一度体験したら誰でもハマってしまう自信があります。

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運動になる

ジムでのトレーニングや近所のマラソンって続けるのが本当に難しくないですか?SUPボードを漕ぐという行為は、実は相当な運動量です。しかも体幹が鍛えられるので、ダイエットにも最適。こんなに楽しいトレーニングを、少なくとも私は知りません。

SUPボードの種類

SUPボードには「ハードボード」と「インフレータブルタイプ」の2種類があります。もちろん長所や短所があり、自分に合ったボードを選んでいただくために、それぞれの特徴を解説していきます。

ハードボード

字の通りでハードな(硬い)タイプのボードです。わかりやすく言えば、サーフボードのサイズが大きくなったもの。メリットとしては安定性があり、頑丈。万が一、岩場にぶつかったとしても多少なら問題ありません。ただし、当然持ち運びが不便で家に置いておくにも、かなりの場所を取ります。

インフレータブルタイプ

空気を入れて膨らませるタイプです。SUPフィッシングに使われるのは、こちらのタイプが多いです。大きなリュックタイプの袋に入れて持ち運ぶことができるので、軽の車でも、電車でも移動できます。ただし当然、穴あきによる沈没の可能性がゼロではありません。常に穴補正のテープを携帯しておくと、緊急時に役立ちます。

SUPとカヤックの比較

SUPフィッシングに興味を持たれた方が気にするのが、カヤックフィッシングとの比較です。こちらも当然、特性やメリットデメリットがあるわけですが、簡単に言うと、水上をより長距離移動したい人、より速く移動したい人はカヤック、持ち運びが楽で、より身軽に入水したい人はSUPフィッシングを選ぶべきでしょう。階段やちょっとした岩場を降りてエントリーするポイントなどは、カヤックフィッシングでは非現実的。あなたの目的や移動手段によって、決めてみてください。

SUPフィッシングに最低限必要な装備は?

SUPフィッシングを始めるにあたり、いろいろなものが必要になってくるのですが、中にはないと命の危険すらある超重要装備もあります。絶対に必要なものから、あると便利な道具までを紹介していきますね。

SUPボード

これがないと始まりません。SUPフィッシング目的でSUPを始める方が特に多いのがインフレータブルタイプのSUPです。理由は釣りに必要な道具をたくさん積めること、そして安心して釣りを楽しめるために、浮力が大きいものが好ましいこと。以上から、幅の広い浮力が大きめなインフレータブルタイプのSUPがおすすめです。中には釣り専用モデルのインフレータブルSUPも出されているので、これから始める方はチェックしてみてください。

パドル

これもないと始まらないですね。SUPはパドルと呼ばれるこのようなオールを使って漕ぎだします。材質はアルミ製のものから、フルカーボンまで。価格もピンキリです。基本、立ち漕ぎするものですが、SUPフィッシングだけが目的であれば、立ち漕ぎをしない人も多いです。荷物が多いだけに、転覆するリスクを下げようと考え、座り漕ぎ専用にする人が多いのです。そのため、座り漕ぎでも持ち手が届くように、短めのパドルのセッティングにしたり、中にはカヤック用の両側で漕げるタイプを使うSUPフィッシャーも多いです。これから本腰を入れて始めていきたいという方はやはり、材質はカーボン製。SUPフィッシング用なので短めのセッティングも可能な3ピースタイプがおすすめです。

red paddle(レッドパドル) SUPパドル カーボン3ピース

created by Rinker

リーシュコード

SUPフィッシングにおいて、リーシュコードはまさに命綱ともいえる道具。万が一転覆した際に、SUPボードが自分からどんどん離れて行ってしまうと、乗り直すどころではなくなってしまいます。またパドルも自分と繋いでおく必要があるでしょう。釣りに熱中するあまり、パドルが流されてしまうなんてことも。戻るに戻れなくなり、海上保安庁のお世話になってしまう人も増えているそうです。ほかにも大事なロッドを海に沈めてしまう人もいます。最低限「SUPボードと自分」「パドルと自分」「ロッドとSUPボード」をつなぐリーシュコードは必要でしょう。

ロッド

SUPフィッシングに適したロッドは、ひとことで言うなら「長すぎない」こと。ガイドの先端でラインが絡まったりすると、SUPの上ではなかなかやっかいです。最初は6ft以内(180cm以内)くらいのロッドを装備しておくほうが賢明でしょう。また沖に出て真下に落とすバーチカルな釣りであればベイトロッド。ナブラ打ちなどキャスティングがしたい人はスピニングロッドにしたらいいでしょう。僕はSUPフィッシングをする際は2本ロッドを持っていってます。

リール

こちらもロッドによりけりなところですが、SUPフィッシングではベイトリール、スピニングリールどちらも使えます。まずはロッド1本という方は、バーチカルにもキャスティングにも対応しやすいスピニングリールをおすすめします。サイズは2500番〜3500番くらいならお好きなもので大丈夫。ラインはとりあえず1号を200m巻いておけば安心でしょう。

仕掛け

SUPフィッシングにおすすめな釣りの仕掛けは後述しますが、当然仕掛けがないと釣りは始められません。また沖での仕掛けのセッティングは想像以上にやりにくいので、できるだけ入水エントリー前に仕掛けのセッティングは済ませておきましょう。

クーラーボックス

釣れた魚を美味しく持って帰るためのクーラーボックス。SUPフィッシングにおいては、飲み物を入れておいたり、ルアーなどを入れたタックルボックスを入れておいたり。またロッドホルダーをつけておけば、ロッドを固定しておくことができます。また、万が一インフレータブルSUPに穴が空き、クーラーボックスにしがみついて命をとりとめたという人もいるそうです。クーラーボックスはなくてはならないとまではいかないかもしれませんが、これから道具を揃える人は、ぜひマストアイテムとして装備しておいてほしい道具の1つです。そして個人的には信頼のダイワをおすすめ。保冷力が段違いですよ。

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ロッドホルダー

上でクーラーボックスにつけると言いましたが、立ち漕ぎが基本の方は腰につけるタイプを選ぶ人もいるようです。SUPを漕いでいる時、魚が釣れた後、仕掛けをセッティングしている時などは、基本ロッドはロッドホルダーにセットしておく必要があります。そのため、こちらもマストな装備道具と言っていいでしょう。

ライフジャケット・フローティングベスト

安定性のあるSUPであれば、基本転覆のリスクはほとんどありません。僕も一度も落ちたことはないです。しかし、そこは海の上。何があるかわかりません。急にSUPに穴があいてしまい、海に投げ出される可能性や、急な横波に転覆する可能性は常につきまといます。そんな時に命を救ってくれる装備がライフジャケットです。腰に巻くスタイリッシュが自動膨張のものもありますが、常に水しぶきが飛んでくるSUPには合いません。ポケット収納の多いタイプか、パドリングのジャマにならないスタイリッシュなものを選びましょう。

飲み物

SUPを漕ぐという行為は、想像以上に体力を消耗します。特に夏場のSUPフィッシングは汗もかき、体力だけでなく急激に水分も失われるもの。そんな中、釣りに夢中になってしまうと、気付いた時にはエネルギー切れを起こしてしまうことも。自力で岸に戻れなくなってしまう可能性もあります。そのため、クーラーボックスには常に水分を常備しておきましょう。特にすぐにエネルギーに変わるスポーツ飲料などが適しています。

さらにあると嬉しい道具・荷物は?

上記に挙げたのは必要最低限の装備。これからSUPフィッシングを始める方は、最低限、上記の道具が集まってから海に出ましょう。これだけでもなかなかの量の道具が必要と思われたのではないでしょうか。ここからは、さらに装備品を追加するならどんな道具を揃えるべきか、1つずつご紹介していきます。

ランディングネット

大物を狙うのであればこちらも必須の装備道具です。釣り上げた魚をそのままダイレクトにSUPボードの上に乗せてもいいのですが、暴れられてしまうと、危険が伴います。例えばヒレや針で太ももを怪我したり、最悪SUPボードに穴が空いてしまったり。安全に針を外して処理をしていくためには、やはり重要度の高い装備道具といえるでしょう。

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フィッシュグリップ

釣れた魚の血抜きをする時、クーラーボックスに移す時、仲間に海上で写真を撮ってもらう時、魚を掴む際に必要なフィッシュグリップはやはり、SUPフィッシングにおいて重宝します。もし手で魚を持とうとして誤って落としてしまうと、かなりの高確率で海にリリースしてしまいます(笑)。ないとできないものではありませんが、確実にあったほうがいい道具でしょう。

プライヤー

こちらは個人的にはほぼマスト道具かなと。SUPの上での作業は極力、簡素化すべきです。そのため、魚の口から針を外す際も、スムーズに行えるよう、プライヤーは携帯しておくべきでしょう。ラインが絡んで切るしかないという場合にカットができる、ハサミ機能付きのプライヤーを装備しておくことをおすすめします。

ストリンガー

釣った魚を海の中で生かしておいたり、海の中で血抜きをすることもできるので便利な道具ではあります。僕も以前は使っていました。しかし、今は装備していません。理由は2つで、まず手返しを重視したいので、釣れたら即クーラーボックスに魚を入れてしまうから。家に帰ってもまだ生きていることもあるくらいなので、血抜きも家でしています。とにかく海上では釣りだけに集中できるように無駄な作業はしないほうがいいでしょう。そしてもう1つの理由がサメ対策です。沖の海上で血抜きをしていると、匂いに誘われてサメが寄ってくるということも。そんな話を聞いてから、海上での血抜きもやめました。

魚探(魚群探知機)

僕が考えるSUPフィッシングの魅力の1つが「魚のいるところを探して釣る」という理にかなった釣り方ができるところです。そのため、SUPフィッシングと魚群探知機の相性は抜群。SUPでキビキビを漕ぎながら魚群探知機の反応を見て魚のいるところを探す。そして見つけたらすぐに仕掛けを落とす。これこそが、SUPフィッシングの醍醐味です。SUPフィッシングでよく使われている魚群探知機ブランドは以下の4種。このいずれかで現実的な価格を見て、決めれば間違いありません。

ちなみに僕のイチオシは「Deeper Pro」。ワイヤレスのボール型の浮力体を浮かべるだけで、水温、水深、魚のいる棚、海底の様子などが、スマホの画面にはっきりと映し出されます。これから購入する方は、SUPフィッシングと相性バツグンの「Deeper Pro」にしていただくことをおすすめします。

シーアンカー

SUP用のシーアンカーとは、主に2種類があります。使用用途はいずれも潮の流れや風が強い時に流されるのを防ぐもの。1つ目はパラシュートアンカーといって、水中にパラシュートを開かせ、水の抵抗により流されるのを防ぐもの。潮の流れが速い時には効果は見込めません。一方で海底に引っ掛けるタイプのシーアンカーもSUPで活用する人は多いです。しかし、あまりに深場ではロープが足りないので、まずは水深10m〜20mほどのところで使うようにしましょう。その際には倍の長さのロープを用意しておくといいです。

タックルボックス・カゴ

装備する道具の量にもよりますが、荷物が多い時にはタックルボックスやカゴを積んでおくといいです。カゴはイメージとしてはスーパーの買い物カゴのように穴が空いているもの。特にルアーフィッシングのような手返し重視の釣りではなく、コマセ釣りのような、仕掛けがシンプルではない場合、カゴがあると便利です。座っている人の後ろにクーラーボックスを積み、前にカゴを置いておくのがいいでしょう。

偏光グラス

これもあったら便利くらいの装備品ですが、水中をよく見えるようにする偏光グラスをかけているSUPフィッシャーは多いです。理由は単純に水面からの照り返しが強いので、サングラス代わりにしているケースもあるでしょう。あとは魚がかかった時、水中から浮いてくる魚影をいち早く見たいと思うのは全釣り人が共通しているでしょう。また、表層を泳ぐベイトを見つけ、その魚に似ているルアーに変える、マッチザベイトの考え方

フラッグ

よくカヤックフィッシングをしている人のうしろにフラッグが刺さっているのを見たことがありませんか?あれは遠くの船からも認識してもらうために刺しているもの。SUPも同様に視点が低いため、遠くから見たら小さなうねりでも隠れてしまいます。自身を守るため、船を守るため、釣り場を守るため、ひいては全SUPフィッシャーを守るために、必ずフラッグは用意しましょう。

コスパ重視のフラッグ

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SUPフィッシングの大先輩である通称「モチャさん」が、SUPフィッシングに最適な大漁旗を作成してくださいました。カヤックバージョンもあるそうです。購入方法はこちらのサイトからご覧いただけます。

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SUPフィッシング時の服装は?

SUPフィッシングはカヤックよりも水に濡れやすく、沈没する可能性もあるため、服装は非常に重要。季節ごとにおすすめの服装をご紹介していきます。

SUPフィッシングのおすすめの服装【夏編】

夏場に注意するのはなんといっても日焼け。水面からの照り返しもあって、かなり焼けやすいです。またお盆が過ぎたあたりからはクラゲ対策もしていくことをおすすめします。

海水パンツ

夏場であれば海水で体を冷やして熱中症対策をしていきましょう。そのため、下は水通しの良い海水パンツがおすすめ。ただし、太もも〜膝がかなり日焼けをしやすいので、長めの丈のものにするか、ウォータープルーフタイプの日焼け止めをしっかり塗って対策しましょう。

ラッシュガード

上半身にはフローティングベストを着用しますが、それだけでは腕が日焼けでやけどしてしまいます。そのため、暑くても長袖のラッシュガードがおすすめ。特に熱を吸収しない白地のものがいいでしょう。また海水パンツの下にロングパンツタイプのラッシュガードを着ておくのもおすすめ。足のクラゲ対策にも良いです。

ライフジャケット・フローティングベスト

こちらは季節問わず海に出る時には必ず着ておくべき、必携装備。

サンダル

夏であれば裸足でもいいと思われがちですが、エントリー時には砂利であったり、岩場を歩く必要があります。そのため、サンダルは必須。暑さ対策で水の中に足を突っ込んでおくため、踵があるタイプのサンダルがマストです。

帽子

帽子も日焼け止め対策としてマストでしょう。特につばが広めのものがおすすめ。とはいえ照り返しで海面から紫外線を受けるので、顔には日焼け止めを塗っておくほうがいいです。

SUPフィッシングのおすすめの服装【春・秋】

海水は気温に比べて2ヶ月遅れで推移していると言われております。なので10月が気温がだいぶ下がりますが、海水はまだまだ温かめ。上半身と下半身の服装で調節しながら、春も秋も快適なSUPフィッシングライフを送りましょう。

ウエットスーツ

春や秋のウエットスーツは厚さでいうと、2mm〜3mmがベスト。春であれば気温はだいぶ上がってきますが、水温はまだ低め。なるべく足を水につからさないようにすることで体が冷えないようにしましょう。逆に秋は水温が暖かいので、外気の寒さをしのぐために足を海水に突っ込んでおくと良いです。またいずれにしても、SUPを漕ぐという行為は、かなり体力を使うため、すぐに体が温まり、ぽかぽかになります。そのことも考慮し、海水を足に浸しながら上手に体温調節していきましょう。男性のトイレ問題について補足ですが、海上でトイレ(小)がしたくなった時が心配という方は、上下セパレートタイプのウエットスーツを選ぶといいでしょう。

ライフジャケット・フローティングベスト

こちらは繰り返しになりますが、季節を問わずマストの装備品です。

サンダル

水温が高い秋であれば、夏と同様のサンダルで問題ありません。10月くらいまでは本当に驚くほど水中は温かいです。逆に春の時期で水温が低い時にはサーフィン用のブーツなどを履くことをおすすめします。

帽子

紫外線は春でも秋でも、市街地とは比べ物にならないほど強いです。上からだけでなく、水面からの照り返しも合間って思った以上に日焼けしてしまったということがありますので、帽子はこの時期にも必要でしょう。日焼けというのは体力も奪われますので、春・秋もしっかりと日焼け対策をしましょう。

SUPフィッシングのおすすめの服装【冬編】

続いて冬のSUPフィッシングについて。冬は、はっきり言って一気に釣果が落ちます。沖に出るとはいえ魚の活性が急激に落ちます。夏場と同じような仕掛けではまったく食ってきません。また海も荒れやすく危険も大きくなります。それでもどうしても海に出たい。という方は以下の装備品を準備してから海に出ましょう。

セミドライウエットスーツ

サーフィンをしている方ならわかると思いますが、セミドライというタイプのウエットスーツが必要になります。厚さは5mmがメジャー。内側が起毛になっていて、防寒性能がかなり高いです。真冬の海に浸かっても寒くありません。ただし、デメリットとして窮屈なのと、着脱がけっこう大変です。また、トイレも我慢しなくてはなりません。

フルドライスーツ

セミドライウエットスーツのデメリットを払拭するのが、このフルドライスーツです。こちらは字のごとく完全防水。中に衣服を着たままフルドライスーツを着ることができます。着脱も大きめのチャックがついているものであればラク。ただしデメリットとして中の空気を抜かないと、万が一沈没した際にうまく泳げず、足に溜まった空気により溺れてしまうなんてことも。また地域によっては冬でも暑すぎることもあります。トイレ問題に関しては、男性の小用のチャックがついているタイプも多いので、選ぶ際のポイントにしてみてください。

パドリングジャケット・パドリングパンツ

カヤックフィッシングをされている方はこのタイプが多いです。こちらは簡単にいうとフルドライスーツが上下セパレートになっているようなイメージ。中に衣服を着ておけますし、着脱も一番ラク。トイレも海上でできないわけではありません。

グローブ

基本、手は常に外気に触れていて、海水がかかることも多いです。そのため、冬場はかなり手が冷たく感じるでしょう。冬場のグローブは必須。ただし、指先が出ていないと海上で仕掛けを組み直したり、ラインを結ぶのも苦労します。そこでおすすめなのが、モンベルの指先に穴の空いているグローブ。通常は指先まで覆われていて、仕掛けを作る際には指先を出すことができるのでおすすめです。

ブーツ

冬場の海にサンダルで足を浸けておくと、当然寒いです。冬場は足もウエットスーツ素材のブーツが必須。よく間違えがちですが、ブーツは足の裾の内側に入れてください。一番外側にブーツがあると水が中に侵入してきます。ブーツは内側と覚えておいてください。また、フルドライスーツやパドリングパンツは種類によって、ブーツと一体型のものもあります。当然そのほうが防寒性能は高いです。

帽子

冬場になるとさすがに紫外線もだいぶ弱まるため、日焼け対策というより、防寒のために帽子が必要かと思います。特に冬の海上で耳をさらしていたら、寒くて痛くなってきます。耳まで覆うタイプの帽子でしっかりと防寒対策をしましょう。

SUPフィッシングと相性の良い釣り方

SUPフィッシングに必要な装備品や服装がわかった。では肝心な釣り方は?ということで、ここからはSUPフィッシングと相性の良い釣り方について解説していきます。SUPフィッシングは、なるべくシンプルな仕掛けのほうがいいです。複雑な仕掛けをSUPボードの上で扱うのは非現実的。これからSUPフィッシングを始める方は以下のいずれかからスタートすることをおすすめします。

ジギング

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SUPフィッシングをしている方で圧倒的に多いのが、ジギングです。ラインにメタルジグをつけて終わりという非常にシンプルな仕掛け。これからSUPフィッシングを始めるという方はまず、ジギング一本でいいかと思います。ジギングだけでも、青物、真鯛、ハタなどの根魚、シイラ、カツオ、シーバスなど、本当になんでも釣れてしまいます。堤防ではジギングというと1匹釣れたら満足という感じですが、SUPフィッシングならジギングで爆釣も味わうことができます。

ティップランエギングでアオリイカ狙い

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エギングもSUPフィッシングとの相性は抜群。僕のSUPフィッシング仲間には1回の釣行で10杯以上のアオリイカをあげている人もいました。堤防からのエギングと違い、真下にエギを落として確実に着底させてからしゃくりあげる。そして自然の潮の流れに任せてゆっくりとポイントを移動していく。するとティップにプルっとしたあたりやふわっとしたあたりがでる。勢いよくあわせて乗った瞬間から始めるイカ特有のジェット噴射はたまりません。堤防からのエギングと異なり、確実にあたりがわかるから「釣れた」じゃなくて「釣った」感があるのも魅力の1つ。エギだけ始められるのでSUP初心者におすすめです。

コマセ釣り

コマセ釣りはカゴとハリとオモリをつなぐだけの比較的シンプルな仕掛け。ただし、カゴにオキアミをつめたり、ハリにさし餌をつけたり、ハリスが長かったりと、手返しの悪さは否めません。しかし、真鯛だけでなく、ルアーフィッシングでは釣果の期待できないグレや石鯛も釣れるのでSUPフィッシングでは釣果があまり見込めない冬や早春にはおすすめです。

カワハギ仕掛け

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カワハギの肝醤油和えが味わえるのは、釣り人の特権。これまで釣った魚の中で、僕はこのカワハギの肝醤油和えが一番好きかもしれません(アオリイカも捨てがたい)。そして、比較的浅場で釣れることから、SUPフィッシングとの相性は抜群。ぜひ肝が厚くなってくる秋口から狙ってみてください。

SUPフィッシングは危ない?注意すべき点

「SUPフィッシング」をこれから始めようとする人の中には、SUPフィッシングって危険なのでは?と思っている方もいるでしょう。始める前から脅したくもないのですが、はっきり言って危険です。でも上に挙げた装備品をしっかりと準備し、これからお伝えする注意すべき点を意識してもらえれば、快適に楽しめるはず。ただし、可能なら最初は誰かと一緒にエントリーすることをオススメします。それではSUPフィッシングで注意すべき点を1つずつ解説していきます。

道具の消耗が早い

堤防からの釣りや船釣りと比べて、圧倒的に海水を被ります。そのため道具も気を抜いていると1回の釣行で錆だらけなんてことも。道具の劣化は釣果への影響ももちろんですが、リーシュコードが劣化して切れてしまうと非常に危険です。例えばパドルをつい海に落としてしまい、その衝撃でリーシュコードが切れてしまうと、自力では戻れないなんてことも。また塩はSUPボード自体の劣化にも影響を与えます。沖で空気が漏れてしまえば大ピンチ。消耗が早いのはある程度しかたのないことなので、毎回の釣行後の洗浄など、メンテナンスを心がけて、少しでも道具の寿命を伸ばすように心がけましょう。

落水

SUPボードに座りながらの釣行であれば、落水はそうあるものではありません。実際に僕もこれまで100回以上の釣行経験がありますが、落水は1回のみ。それ時はSUPボードの上に立ちながら釣りをしていたので、落水以降は座りながら釣りをしています。とはいえ慣れない人は急なうねりや後ろを振り返った際にバランスを崩して落水してしまうこともあるでしょう。しっかりとリーシュコードをつないでいれば問題はありませんが、寒い時期の落水は体温を一気に奪われてしまいます。また慣れない人は落水から再乗艇ができないことも。まずは浅場で再乗艇の訓練をしておくことをオススメします。

風による流され

沖に向かった強い風が吹いている場合、自力で漕いでいても風で沖に戻されてしまい、まったく進まないということも。天気予報で風速3mと言われていても、沖では想像以上の風が吹くことがよくあります。慣れるまでは風速は1mまで。さらに沖に向かって吹く風の時には出ないなど、自分の中でルールを決めておくと良いでしょう。

潮による流され

大潮は釣り人にとって、心躍りますよね。ただし、潮の流れが強く、岸に漕いでも進まないということも。ポイントごとに潮の流れの早い場所などもあるので、事前にできる範囲でリサーチしておくことをオススメします。またカヤックフィッシングをされている方が多いポイントであれば、潮の激流スポットではないはずなので、1つの目安にしてもいいかもしれません。

穴あき(インフレータブルのみ)

沖に出てから釣り針や魚のひれ、ナイフ・ハサミなどの誤った扱いで穴が開いてしまうことも。現に僕の釣り仲間の方達の中でも意外と起こっています。水面に付いている面の小さな穴であればブクブクと泡が出てくるのでその際にはすぐに岸に戻りましょう。最悪のケースは、熱で中の空気が膨張し、スパークするという事例も実際に聞いたことがあります。そのため、ライフジャケットは必ず着用してください。また、クーラーボックスが浮き輪がわりになるため、万が一の時には捕まって浮力を確保しましょう。また、小さな穴空きの応急処置としてダクトテープをクーラーボックスに忍ばせておくのもオススメです。

パドルのロスト・故障

沖で海上保安庁にお世話になるケースとして、パドルを誤って流されてしまう事例は本当に多いです。そうならないためには、絶対にパドルはリーシュコードをつけてどこかにつないでおきましょう。しかし中にはパドルの水面をかく部分が、ポッキリ折れてしまうということも。そうなればパドルはただの棒切れ同然です。そうならないために、予備の小さな携帯用パドルを持参する人もいます。また、両サイドが漕げる仕様になっている、カヤック用のパドルを使うことで、このリスクを軽減させる方法もあります。

サメに遭遇

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当たり前の話ですが、沖に出れば出るほど、サメと遭遇するリスクは大きくなります。そしてサメが好きなのが魚の血の匂い。SUPフィッシングでは釣った魚をその場で血抜きすることがあるのですが、知らぬ間にサメを呼んでしまっているなんてことも。もちろん少しでも新鮮で美味しい魚を食べるためにはその場で血抜きはしたほうが良いでしょう。しかし、少しでもサメと遭遇するリスクを軽減させたいのであれば、釣った魚はそのままクーラーボックスに入れて、帰ってから、あるいは岸の近くでの血抜きをオススメします。

漁船やボートとの衝突

SUPボードに座って釣りをしていると、その高さはせいぜい1mほどでしょう。少しのウネリでもあれば、遠目からは完全に隠れてしまいます。そのため、漁船やプレジャーボートから目視されずに、衝突してしまうというリスクもありえます。目立つ服装をして、フラッグを立てる。万が一こちらに船が向かってきたらパドルを高く掲げてこちらの存在を気づかせる、ということを心がけてください。

SUPフィッシャーの方への3つのお願い

漁師の方、ボートの方たちと、海上でうまく共存していくために、SUPフィッシャーとして、できる限りのご配慮をお願いします。特に単独事故、ボート、船とのトラブルは絶対に避けなければならないこと。今、当たり前のように楽しめているSUPフィッシングも、いつ規制がかかるかわかりません。だからこそ、以下3つは最低でも絶対に守っていただきたいです。

1,ライフジャケットを必ず着用する

2,フラッグをつけて目立つ格好をする

3,日の出前にエントリーはしない

いくらフラッグをつけても、いくら派手な格好をしていても、日の出前では見えません。夜明け後と比べると、衝突などのリスクが何倍にも膨れ上がりますので、絶対にやめてください。

SUPフィッシングブログが見たい!おすすめブログは?

SUPフィッシングって実際に釣れるの?どんな魚が釣れているの?そんな疑問をもっとも簡単に解決するなら、SUPフィッシングをされている方のブログを見てみるのがいいでしょう。場荒れを防ぐために、ポイント情報などは基本、書かれていません。しかし、これからSUPフィッシングを始めてみたいという方にとってはイメージが湧いたり、いろいろな気づきがあるでしょう。そこで僕のオススメするSUPフィッシャーのブログをいくつかご紹介したいと思います。  

モチャログ 〜湘南の釣り・SUPフィッシング~

 

僕も本当にお世話になっている、SUPフィッシングの大先輩のブログ。湘南SUPフィッシャーの方なら、知らない人はいないでしょう。これからSUPフィッシングを始めたいという方はまず覗いてみてください。SUPフィッシングの魅力が詰まってます。

Nao釣りSUP - YouTube

最後はSUPフィッシャーNaoさんによるYouTubeチャンネルのご紹介。写真や文章だけじゃなくて、動画も見てみたいという方はこちらをチェックしてみてください。動画だからこそ伝わる臨場感と、わかりやすい解説も必見です。

マナーやルールは絶対に守ってSUPフィッシングを楽しもう!

SUPフィッシングによるリスクや魅力を長々と説明させていただきました。あなたのSUPフィッシングに対するイメージがより明確になっていたら幸いです。この記事を見て、SUPフィッシングへのハードルが高まってしまった方もいらっしゃるでしょう。自然と一体になって釣りを楽しむSUPフィッシングは、本当に魅力に満ちています。しかし、自然相手だからこそリスクを理解し、そのうえで楽しんでほしいのです。

そして最後に。僕たちSUPフィッシャーは1つの趣味として海で遊ばせてもらっているわけです。しかし海には漁師さんや遊漁船など、海での生業に人生をかけている方々もいらっしゃいます。もちろん海は漁師さんのものではありませんが、共存できる方法を常に模索していく必要があります。僕もこの「Play in nature」を通してこれからも、自然と暮らす人々の共存について想いを発信していきます。それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ご質問、ご相談など、お気軽にお問い合わせください

気になるSUPがあるんですが調べてくれませんか?オススメのポイントってありますか?一緒にSUPフィッシングしませんか?SUPフィッシングのこんなこと教えてください!などなど。どんなご質問でも大歓迎です。気になることがありましたらコチラからお気軽にご質問、ご相談ください。24時間以内にご返信させていただきますね^^

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