堤防からの海釣りと言うと、餌釣りのイメージが強いかもしれません。しかし近年では若い釣り人を中心にルアーフィッシングの人気も高まっています。それによって、釣り具メーカーからも、様々なタイプのルアーが出てきました。そこで初心者でも堤防からルアー釣りを楽しめるように、季節ごとに狙える魚や、狙い方を解説していきます。
海釣りでルアーは釣れない?
堤防からのルアーフィッシングは釣れない。そう考える方も多いでしょう。しかし、それは大きな誤解。対象とする魚、釣るためのコツをしっかりと把握すれば、初心者でもルアーで釣れてしまいます。
堤防から釣れるのは主に、フィッシュイーターと呼ばれる、小型の魚などを主食としている魚。ルアーは疑似餌のことですから、フィッシュイーターが主食とする餌の魚に似たルアーを使うのがポイントです。具体的に堤防からルアーで釣れる魚種をあげていくと、シーバスやハマチ、カンパチなどの青物、メバルやカサゴといった根魚、アオリイカが挙げられます。もちろんこれらの魚は餌でも釣れますが、食いの良い時期だと餌よりも効果的なことも少なくありません。また、餌よりもルアーのほうが「釣った」という感覚が強いため、より達成感を得られるでしょう。
堤防からルアーで狙える魚は?春(3月〜6月)
ではここからはシーズンごとに、堤防からルアーで狙える魚を紹介します。3月から6月にかけての春のシーズンで有名なのは、メバルとアオリイカでしょう。
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他にもアイナメやクロソイといった根魚が代表的です。特に最近堤防からのルアーフィッシングで人気なのは、アオリイカ。ゲーム性が強く、食いも良いため仕掛けさえ間違えなければ初心者でも釣れるでしょう。根魚も比較的に釣りやすい魚ですので、春には多くの釣り人が堤防を訪れています。
堤防からルアーで狙える魚は?夏(7月〜9月)
夏場に堤防からルアー釣りできる魚の代表格がメッキです。
メッキとはギンガメアジやロウニンアジの幼魚のことで、身近な堤防から釣ることができます。幼魚ではありますが成魚となると1mを超える個体となるため、引きが強くてルアーにも貪欲に反応するのが特徴です。メッキ釣りを楽しみたい方はこちらの記事もおすすめです。
地域が限定されてしまいますが、ケンサキイカも有名です。